異界の門消失

【種別】歴史
【概要】「他の世界線、他の時間軸へと自由自在に他者を連れていける」という力を持ったゲェトという女性、通称「異界の門」。失踪発覚まで政府による極限体制での監視をしていたが、何の前触れもなく失踪し、政府による見解は「別の世界線へと移動したのではないか」というものであった。彼女が消え去る前に監視カメラに写って居た映像によれば、彼女は最後、店頭のショーケース越しに黒いドレスを見つめていたらしい。
【証言】
「異界の門ってだいぶ前に騒ぎを起こしてたやつだよな?散々色んな世界間の境界を掻き回した挙句に今度は音も無く消えたのか、とことん迷惑な女だったな。」
「少し話した事が在るけれど、話で聴くほど怖いヒトじゃなかったし、ちゃんと人語も話せてたみたいだったよ。」
「噂ではゼレンカ教に拉致られて協力を強要されているとか聴いたけど、もしそれが本当だったら恐ろしいな…政府は何やってるんだよ。」

2019/7/8