異能の街の怪異譚

【所属】ガリンペイロ
【名前】ラプラス(様々な偽名を扱うが、一般的に彼の本名だと言われている)
【年齢】30代(10代程に見える)
【性別】♂
【性格】常に少し鼻に付くような胡散臭い敬語を使い、何処と無く全てを諦めたかのような力の無い声色で話す。一応礼儀はわきまえて居る。突然ふっ、と現れては何処かへ消えていく謎の多い人物。
【容姿】黒く長い髪の毛に細い身体。身長は156cm程しか無く、容姿はさながら子供だが髪の毛は腰まで伸びている。目は黒だが、彼の目は少し狂気を含んでいる。眉は八の字に下がり、常にニヒルな笑顔を浮かべている。
【服装】ポケットが沢山ついた深緑の服。ポケットには顔のようなマークが描かれ、ブラウンのズボンに付いているポケットにも同様の模様がある。ニット帽に付けられた缶バッジにも描かれている。目を隠すかのようにサングラスを掛けている。
【怪異】スター・ヘルメス
【宿主】希望
【実体】発現時のみ視認可能
【能力】賢人の星
【射程】5ｍ
【浸蝕】初期浸蝕度３（成長なし）
【概要】人間の3倍の身体能力を持つ人型の怪異。能力は憑依、この怪異は宿主に憑依する事が可能であり、憑依されている間、宿主はこの怪異同様に人間の3倍の筋力、機動性、などを持ち、更には人間の3倍の硬度を持つようになる。
【才能】心理知識/社会知識/変幻自在
【備考】常に笑みを浮かべていて、彼は希望に満ち溢れている。同時に死に希望を見出していて、それを避けるのはあまりに愚か、だと考える。喜楽以外の感情滅多に出てこない人間。

【所属】ガリンペイロ
【名前】多々良 讐華(ﾀﾀﾗ ｼｭｳｶ)
【年齢】27歳
【性別】女
【性格】一人称:私 二人称:君
自由奔放、NGほぼなし。基本的に社会人として真っ当な考えは持っている常識人ではあるものの、そこはやはり怪異憑き。何処か抜けていたり、自分は色んな時間軸から飛んできたとか突飛な事を言い出す異常な一面も持つ。それを除けば比較的まともな性格の持ち主だと言えるだろう
【容姿】身長177cm
燻んだ赤色のセミロングのポニーテールに琥珀色の瞳で、肌は全体的に血色のいい肌色をしている。何着も同じようなものが揃っている白のシャツと黒のレディース用のパンツスーツ、一番上には自身の肌を隠すようにベージュのロングコートを羽織っており、ポケットには愛用のタバコが常に一箱入っている。首元には首輪の他に琥珀色のネックレスも付けている
【怪異】翠花(懐古):若返り
【才能】筋骨隆々 容姿端麗 異常性癖 運動神経(リツイートによる＋１)
【備考】
「昔は良かったね」

そんな事を考えたのはつい数年前の話だった筈だ。当時は年齢が20代に乗り、これからどんどん老けて、体力も劣っていくのか…20年余りなんてあっという間だなぁ…なんて昔を思い出そうと、その場に立ち止まって郷愁を感じようとしてみた。しかし、正直に言おう、私はついさっきまでの20数年間の記憶がまるごと無くなってると言っても良いくらい思い出せなかった。幼少期は何をしたのか？中学高校はどこに行ったのか？そもそも学校にすら行っていたのか？好きな人はいたのか？家族の顔は？数時間前の出来事は？何も思い出せない。ただ、無くなった記憶すらも懐かしいと思ってしまう異常な『懐古』だけである。私は記憶喪失にでもなってしまったのだろうか？いや、私自身誰か分かるし記憶が喪失してしまうような事にだって巻き込まれていない…筈である。ならばこの抜け落ちた記憶と懐かしく思ってしまう感情はどう説明する？それに、私が生まれるよりも前の体験事件や出来事も何故か薄っすらと何処か懐かしさを感じる。意味が分からない、まるで他人の記憶と繋ぎ合わされたような…そうか、私がこの時間だけじゃなくて、別の時間に飛んでその事件を見て、その事を忘れていたら？そんなSFチックな話がもしあったならば、この抜け落ちた記憶にだって説明はつく。ならば、この懐かしさは私が見てきた記憶の断片なんだ、その記憶を手放さないようにしなければ。その後はただ、平々凡々にガリンペイロの囚人として爆弾付きの首輪を付けられ社会の犬として活動している
例え、異常だと言われようと構わない。この懐かしさは私にしか分からないんだから


普段は様々なバイトをこなしているバイト戦士。時によく喋る時もあれば、時には殆ど喋らない時もあるほど気分屋の面が強い。彼女は例えどんな対象であれ愛そうとする。ショタでもロリでもジジババでもお姉さんでもお兄さんでも、或いは無機物でもいけるのかもしれない。お胸のサイズはそれなりにある上に、筋肉もかなり付いてるらしく、本人はそれを恥ずかしいのでロングコートを羽織っている様子。風の噂では、何やら危ないおクスリを使っているとかいないとか…別の時間軸からやってきたというのも彼女が幻覚を見ているからなんじゃないかと声もある。


翠花
【宿主】懐古
【実体】常に実体化
【能力】若返り
【射程】5ｍ
【浸蝕】初期浸蝕度2（成長なし）
【概要】この怪異の名はスイカ、人間の2倍の身体能力がある。能力は若返り、この怪異が攻撃したあらゆるものは若返る。現在の年齢を10割とした時、浸蝕度×1割ほど若返らせる事が出来る。20歳の相手にこの能力を使うと浸蝕度が2の場合、4歳若返る事となる。

【所属】ガリンペイロ
【名前】 漆羽 小夜－uruha sayo－
【年齢】26
【性別】女
【性格】
一人称:私 二人称:あなた
｢〜だわ｣｢〜よ｣などの女性語を多く用いる。人の表情が歪んでいくのが見ていてたまらなく好きなのだとか。幼い頃から両性愛者だが、どちらかと言うと同性に好意を持つことの方が多い。罪を罪だと自覚しながら、それを犯してしまうことに背徳感を感じて快楽を得る快楽主義者。
【容姿】
身長160cm
艶やかな長い黒髪にアメジストのような瞳。肌は白く、細身ながらも女性らしい身体付きをしている。黒系統の衣服を身につけていることがほとんど。その姿はまさに、黒百合の花色衣のようである。
【怪異】マッキントッシュ
【才能】容姿端麗/射撃技術/医療知識
【備考】
彼女は幼い頃より周囲から浮いていた。虫や植物、野生の動物から友人のペット。それらを痛めつけて遊ぶのが好きだった。決してサイコパスという訳ではなく、罪の自覚もあるし、幼くして母親を失った彼女は命の尊さも人一倍理解していた。動物の次は人間だった。彼女は16歳の夏、交際していた少女を瀕死になるまで毎日痛めつけ、監禁し、それを繰り返すことで少女の命を殺めたのだ。それが警察に見つかり投獄され、それからガリンペイロにずっといる。彼女が自分に怪異が憑いてることを自覚したのは、ガリンペイロに送られた時がはじめてだった。いつからマッキントッシュに憑かれていたのかは分からない。

〖所属〗ターコイズ

〖名前〗天草 礼子

〖年齢〗14

〖性別〗女

〖性格〗ネオトーキョーの学園近くに大きな屋敷を持つお嬢様。「天草家の姫君」と呼ばれるに相応しく佇むだけで気品があり、座るだけで優雅を纏うが、その口の悪さと尊大な態度が全てを台無しにしている。 本人曰くこの様な性格だったが故に、幼いころから陰謀渦巻くネオトーキョーを渡ってこれたと語っており、それらの経緯から人間観察に優れている。 ターコイズにはたびたび無理難題を持ち込み、隊員の眉間の皺に隠れた甘っちょろさを存分に弄り倒す為、まわりからは「胃を壊す悪魔」と呼ばれている。 三代目局長の事はトップとして気に入ってるらしく、普段散々うざがらみしていても心底では彼女を強く信頼している礼子なりの親愛の情が伺える。といってもそれは意地でも表には出さないが。 
また愚直で勤勉なお人好し、同情に余りある過酷な背景を持つ苦労人など、人柄と場合によって毒舌が鳴りを潜めることがあり、気に入ればさり気なく世話を焼いてやるなど、この歳にして既に他者を受け止める度量の大きさが備わっている。 

〖容姿〗画像参考。柔らかく長い金髪/硝子のような碧眼/身長145㎝/体重35㎏

〖怪異〗ミス・マネー・ペニー

〖能力〗華麗なる資本主義＿the beggar of rich＿
『初期値3』
価値操作、この怪異が触れたあらゆるものは同じ用途や種類の中で最も高級な外見と性能に変わる。
『成長』6
既存の能力に追加、この怪異が触れたあらゆるものは同じ用途や種類の中で最も低級な外見と性能に変わる。

〖才能〗
富豪の血
富豪の血
社会知識
カリスマ

〖備考〗幼くして広大な領地を治め、玩具メーカーの社長を務める実業家。しかし、その過去は悲惨そのもの、火事で両親と財産が燃え、借金まみれで泥水を啜るような生活ぶりでだった。それでも彼女は、僅かに残ったものをやりくりし、周りの同情を利用して、12才で昔の栄光を倍にして蘇らせたのだ。彼女が背負う『同情』とは、彼女のものではなく、彼女がいままでに受けて蓄積されたものである。故に、彼女は自分だけでなく、他人の『同情』によっても、浸食度が左右される。

〖重要〗彼女はこの能力を隠している。ターコイズにいることで、怪異憑きであるということはバレているかもしれないが、その能力の詳細を知るものは少ない。それは、彼女の持つ資産が″偽物″であるという、あらぬ疑いをかけられるのを避ける為である。彼女は能力を極力使わず、使うとしても隠れて行うため、たまたま目にした者がいたとしても、″物質変換の能力″程度の勘違いをしてしまうだろう。

【所属】ターコイズ
【名前】智慧=Quattro=Goldstar(チエ=キャトル=ゴルドスタ)
【年齢】28歳(外見年齢14歳)
【性別】女
【性格】一人称「僕」、二人称「君」、祖父を「じっちゃ」と慕い人生の目標としている。男勝りで狡猾で自分は誰よりも優秀だと思い込んでいる。身体年齢に精神年齢が引き摺られ、寂しがり屋で意地っ張りな所があり、気に入った相手には構って欲しくてつい意地悪をしてしまう事も多い。自身の稚拙さを自覚している分、子供扱いされる事に過剰反応してしまう。
【容姿】身長145cm、祖母の血を多く受けたせいか発育がかなり悪い。髪を後ろで１つにまとめて黒と黄色のリボンで飾るのがお気に入り。身体年齢は低いがかなり整った容姿であり、大人しくしていれば朝露に濡れる一輪の菖蒲の如く儚く美しい…筈なのだが、本人にその自覚が無い為かそんな姿は滅多に見られない。
【怪異】ボーンヘッド(後悔):追憶の欠片
【才能】運動神経/容姿端麗/感情表現
【備考】自身を「花圓 智慧」と名乗る。花圓一族の末裔であり、エルドラード事件に終止符を打った百色眼鏡こと花圓賢太郎の孫。母親の男勝りで狡猾な部分を受け継ぎ、花圓一族の聡明ささえ受け継いでいる。15年前に祖父の生まれた世界に行きたいと願い異界の門を潜りこの世界へと辿り着いたが、後に異界の門を潜るには代償が必要である事を知り彼女は密かに後悔の念を抱く。自分が居た世界では一体何が代償として犠牲になったのか、それを彼女が知る術は無いが何か、とても大事なモノを犠牲にしてしまったと本能で感じ取って居た。

「何があっても歩み続けるの。道は自分で切り開くもので、果てない荒野を突き進んだ先に未来があると信じてるわ」

【所属】
ターコイズ
【名前】
Chloe・Michele(クロエ ミシェル)
【年齢】
18
【性別】
女
【性格】
一人称：ぼく・自分。二人称：○○くん(ちゃん)・あなた(ら)・あの人(ら)など。周りを変えるためにはまずは自分からと考えているが、自分を責め過ぎるところがある。時より悩んで悔やむが、一度決めたことは必ず突き通し、再び歩き出す力強さと人の言葉を柔軟に聞く姿勢がある。しかし口下手と考え過ぎでそれに気づかれることが少ない。
【容姿】
148cm。前髪はパッツンで、腰まであり毛先が水色の金髪。淡いすみれ色が混じった水色のまん丸目。白人の白さと肌の薄さ、出るところは出て、引っ込めるところは引っ込んでいる。時々黒眼鏡をかけ、藍色のノースリーブの上に白いパーカー、魚のキーホルダーがついた短パンを履いている。白のソックスと水色と紫色のローラースニーカーを履いている。
【怪異】
マジック・トリック
【宿主】決意
【実体】発現時のみ視認可能
【能力】奇術の異教徒
【射程】5ｍ
【浸蝕】初期浸蝕度3（成長なし）
【概要】この怪異は宿主と同等の身体能力しか持たない。能力はエレメント。この怪異が攻撃したあらゆる対象に火、水、木、風、土、光、闇を付与する事が出来る。対象の元の形状に対して浸蝕度×１割の濃度でエレメントを付与する事が出来る。例えば、人間に浸蝕度3の状態で風を付与した場合、身体の３割を風にして吹き飛ばす事が出来る。１度の発動で持続されるのはたった５秒であり、時間経過で状態は元に戻る。
【才能】
・格闘技術
・運転技術
・感情表現
【備考】
アメリカ人と日本人のハーフで帰国女。父は警察官、母は弁護士。両親から言われたことは一度決めたことは必ず成し遂げること。逃げても構わないが、必ず進むことが大事なんだと言われ続けた。故に自分はどんなに辛くても苦しくても前に向かって歩き続ける。それが自分の「物語(人生)」なのだから。
マジック・トリックに取り憑かれたのは中学3年生の時。彼女のクラスでいじめられていた子を庇ったことにより、自分が標的とされ孤立無援状態だったが、どんなに辛くても「学校に通い、無事卒業すること」を目標としていた彼女は誰に何をされても、表立っては泣きもせず、目標を貫き通してみせた。
彼女の揺るぎない信念はいつしか決意へと変貌を遂げ、奇術師が隣へと寄り添っていたのだ。
ちなみに好きなものはハンバーガーとコーラ。これがあれば百万馬力間違いなし！絶対ね！運転免許は持っており、時よりバイクに乗って走り出している。

【所属】ガリンペイロ
【名前】Giuseppe・Fiamma(ｼﾞｳｾﾞｯﾍﾟ・ﾌｨｱﾝﾏ)
【年齢】12歳
【性別】男性
【性格】
冷静沈着でいつも先を見据えようとする。何かに強く執着することはなく、しかし全てを捨てている訳でもない。自分の感情をコントロールし、程良くより充実した人生を送ることに重きを置いている。感情の起伏が少なすぎて、まるで感情が欠如しているように見えることも。
【容姿】
身長146cm。柔らかい白髪にマゼンタの目。褐色肌で指先には赤色のマニキュアをつけている。幼いながら大人びた顔付きをしており、表情も相まって子供らしさがない。白いスタンドカラーのシャツに黒いベスト、黒のスラックスが普段着。
【怪異】シャンギロンゴ:オーバーヒート
【才能】心理知識 平和主義 変幻自在
【備考】
何処か遠くを見つめながら、何かを忘れたように生きる少年。ガリンペイロがブギーマンの逮捕に失敗した2229年、事件の混乱に乗ずるようにして7歳の若さで焼殺事件を起こす。その際に怪異を使用したような痕跡をわざと残し、ガリンペイロの人員達を誘き寄せてわざと自らを逮捕させた。それからは全く抵抗する様子はなく、従順に命令に従っている。
自分に憑いたシャンギロンゴを、髪色や肌色が似ていることから兄さんと呼んでいる。自らを制御出来ない怪異である彼を、まるで自分が導くかのように振る舞う。まるで少年の方が付き従う怪異のように。

【所属】ガリンペイロ
【名前】語部 遊子 (かたりべ ゆうこ)
【性別】女
【年齢】23
【性格】サドでありマゾでもある。他者の嫌がる顔を見て笑い、自身が嫌がられているという事実にも笑う変人。表情があまり表に出ないがふとした時に気持ち悪い笑みを浮かべている。
【容姿】167㎝、紫に近い色の髪に灰色の瞳、黒いマスクをつけて丸眼鏡をかけている。男性とも取れる、所謂中性的な容姿をしており、ダボっとして体のラインが出ない服をよく来ているのもありパッと見ではどちらかわからない。
【怪異】ルフトバッフェ:text rally
【才能】異常性癖、容姿端麗、医療知識
【備考】怪異に取り憑かれ、気ままに悪用していたところ捕獲された。奴隷にされ爆弾付きの首輪をはめられているが、その状況すらうっとりしながら笑ってみせた。死というのに対してあまり関心がない様子が見てとれ、爆発するかもと知りながら気まぐれに命令に反抗したり従ってたりする。むしろ楽しんでいる。
虐めるのも虐められるのも好き。苦しめたいし苦しめられたい、満たしたいし満たされたい、関心を持っていたいし持たれたい。多少歪んではいるが、ある意味人の繋がりに飢えているとも言える。


【宿主】陶酔
【実体】発現時のみ視認可能
【能力】text rally
【射程】50m
【浸蝕】初期浸蝕度4（成長7）
【概要】この怪異はふわふわと浮遊しながら宿主の周りをゆっくりと漂う。能力はしりとりによる物体変換、対象の語尾一文字から始まる何かへと対象を変貌させる事が出来る。つまり、拳銃ならば「けんじゅ“う”」なので“う”から始まる何かへと拳銃を変貌させる事が出来る。ただし、1日に二度同じものへと何かを変貌させることはできず、更に変貌後の物体の最後が“ん”で終わってもいけない。この効果が発動できるのは1日に10回まで半径50m以内のもののみである。また、発動する場合は変貌後の名称を発声して唱える必要がある。
『成長』7
既存の能力に追加、第一の能力を語尾一文字が“ん”で終わる物体に使用するとその物体をその場から消滅させる事が出来る。ただし、非生物に限り回数制限も消費されることとなる。

【所属】ガリンペイロ
【名前】彎蜿 一/ﾋｴﾝ ﾊｼﾞﾒ
【年齢】周りには内緒（26歳）
【性別】男
【性格】一人称:俺、二人称:君、お前、呼び捨て。
効率主義。そこに感情は必要ない。情なんて以ての外。そうやって過ごしているうちに何も持たなくなった故に無感情という他説明はいらないだろう。
【容姿】白髪に赤眼。縫い目が体中にあり、見る人から見ればグロッキー。黒い服と仮面がデフォルト。身長:180cm。
【怪異】ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド
【才能】生存本能/過剰侵蝕/欠損部位（左腕）
【備考】ガリンペイロのわんわん。日夜 愛狗郎の言う言葉すべてにイエスで返し、どんな命令もこなす（ただしこなせるとは言っていない）。裏を返せばイエスしか言わない。

故に彼は虚無である。
自分の意思で行動することなど無駄である。非効率である。すべてを効率的に。

そう生きていたが故に何かに熱くなることも、悲しくなることも、愛することさえも忘れた人物である。

【所属】ターコイズ
【名前】新戸 葛葉(ニイト クズハ)
【年齢】23
【性別】女
【性格】ニートのクズ。臆病でひきこもり、人間が嫌いで人間が苦手。自分は才能に溢れていると思い込んでおり、何か悪いことがあったとしてもそれの殆どは誰か他人のせいだと考える程度には卑屈。私、君、あなた、○○さん
【容姿】147cmと小柄で運動もしないため華奢。落ち着いた浅葱色の髪は腰元まで伸び、その瞳は黒縁のメガネの奥に隠れている。基本室内にいるのでダボっとした服しか着ないしそれしか持ってない。
【怪異】クリムゾン・フィズ
【才能】路傍の石、富豪の血、異常性癖
【備考】ニートだったが趣味でほそぼそと書いていた小説を勝手に姉に出版社へ送られ、21歳の時にたまたま目に付いたようで小説家デビュー。やりきれない感情や人間の持つどうしようもない矛盾、葛藤を描いた作品が多い。ペンネームは『新社会人』である。なお、それなりに注目を集めたのはヒット作『生。』のみであり、それ以降ヒット作はないが、1度まぐれで佳作を取れたことで調子に乗っていて、｢私だってやれば出来る、本気を出していないだけ｣が口癖になっている。。中高時代イジメを受けてそのまま高卒で今の生活に。かつて自分をいじめた相手、見て見ぬふりをした先生、のうのうと厳しい言葉を吐いて苦しめた親、全てに嫌気がさして全てを見限り、原稿用紙の上でそれらを殺す物語を描いた。今は収入は無いため親のスネを齧って生きている。


クリムゾン・フィズ
【宿主】自己陶酔
【実体】常に実体化(ただし発現時のみ視認可能)
【能力】真理糾明
【射程】5ｍ
【浸蝕】初期浸蝕度9（成長なし）
【概要】化物の様な人型の怪異であり、一切の攻撃手段を持たないが、物には触れられるため、半径5ｍ以内の物を瞬時に運ぶような攻撃以外の行動を取らせる事が出来る。能力を発動しない限り宿主以外には常に見えない。あらゆる事象を宿主が望む通りの結末へと確定させる力を持つる怪異。しかし、その実態はあらゆるフィズ系の怪異の紛い物でしかない。この怪異が能力を発動できるのは1日に浸蝕度×1回までである。宿主の5ｍ以内に存在するあらゆるモノに対して任意の現象を起こす事が出来る。この怪異がフィズ系の紛い物と云われている所以はこの怪異が取り憑く者はこの能力が無ければ自力でどんな些細な結果も残せずひたすらに自身を過剰評価する勘違い野郎であるからだ。つまり、怪異を失えば何も出来ないクズにのみこの怪異は取り憑く。