異能の街の怪異譚

【宿主】虚栄
【実体】発現時のみ実体化
【能力】星は君、月は僕
【射程】半径50m以内
【浸蝕】初期浸蝕度3（成長6、9）
【概要】
体の2倍程の翼を持った怪異。翼が地面につかない程度に常に浮遊していて大きな鎌を持っているが、それを振るうほどの筋力はこの怪異にはない。この怪異は、触れた非生物の性質を一時的に強化させることができる。もしくは、その非生物が内包する性質を突出させることができる。たとえば、この能力を通常通りただのペンに使ったならば"非常に書きやすいペン"に変化し、ペンの尖っているという性質のみを突出させるのであれば"尖っていて危ないペン"に変化することになる。ただし、強化によって全くの別物に変化させるほどの力は持たず、あくまでも対象の非生物がその概念から逸脱しない程度までしか強化できない。また、この能力は1つの対象に1日1回までしか使用できない。この能力は1時間継続する。
『成長』6
既存の能力を強化、対象に生物が追加される。普通の力の人に使えば力の強い人になり、力の強い人に使えば使えばより力が強くなる、などである。なお、能力の制限は既存の能力に依存する。
『成長』9
既存の能力を強化、対象が非生物の時のみ、その概念から逸脱するほどの強化が可能となる。性能の良い銃は必中の銃となり、切れ味の良いナイフではどんなものでも切ることができるようになる、などである。なお、能力の制限は既存の能力に依存する。